シームレスパイプ
溶接の継ぎがない高耐圧・高気密パイプ
一般的なパイプは鋼板を丸めて端面を接合することにより製造しますが、シームレスパイプは圧延製造されるため、パイプの長手方向に溶接による継ぎ目(シーム)が存在しません。そのため、パイプの全周にわたって同一の剛性が得られ、内圧やねじれに対する強度を発揮。巨大なものでは、石油や天然ガスの掘削用配管や汲み上げ用パイプ等にも使用されています。
【利用分野】
高気密であることから、真空環境での溶接箇所からのリークが問題となる箇所に最適です。また、溶接管では製造が難しい肉厚が極度に厚いシームレスパイプの製造も可能。光文では、業界トップシェアを誇る高精度コバール角パイプをはじめ、電鋳による超薄肉パイプ、小径パイプ等を取り扱っています。
光文の優位性
光文では、シームレスパイプに関する、さまざまなご要望に対応、
小ロットから量産まで、高品質で優れた材料を低コストでご提供いたします。
シームレスパイプに関するご対応について
- 難加工材であるコバールにて、角形状パイプの製造も可能
- 真空管等ガス発生を嫌う製品にも使用可能
- 電鋳により、通常の伸管では製造できないアスペクト比のパイプも対応etc...
シームレスパイプは、このような用途に最適です
シームレスパイプは、継ぎ目のない滑らかな仕上がりと、高度な耐圧性・気密性を活かして、光通信用パッケージや、真空管用スリーブなどのエレクトロニクス機器にも最適です。
主な用途分野
- 光通信用パッケージ
- 真空管用スリーブ
- 特殊ファイバー径用フェルール
- 放電加工用電極 etc...