ハーメチック部品
気密性・電気絶縁性に優れた高信頼性部品
ハーメチックとは、外気を遮断する気密封止構造のことで、空気中の湿気や埃、熱などから電子部品を保護するため、ガラスやセラミックス、銀ロウ、金属などで封着を行います。封着方法には、圧縮封止と整合封止があり、用途や環境に合わせて最適な方法を選択します。
【利用分野】
圧縮封止は、ガラスと金属の熱膨張係数の差を活用し、金属からガラスへの圧縮応力により封止する機械的強度に優れた方法。整合封止は、金属表面に形成した酸化皮膜を接着剤として封止する方法で、自由な設計が可能です。ともに高い気密性、電気絶縁性を得られ、通信用レーザーダイオードや、ケーブルTV用デバイスなど、あらゆる用途で使用されています。
光文の優位性
光文では、ハーメチック部品に関する、さまざまなご要望に対応、
小ロットから量産まで、高品質で優れた材料を低コストでご提供いたします。
ハーメチック部品に関するご対応について
- 少量から対応可能
- ベース、リード、ロウ材、ガラスタブレットからガラス封着まで、どの状態でも提供可能 etc...
ハーメチック部品は、このような用途に最適です
ハーメチック部品は、時計の心臓部に当たる水晶振動子を熱や湿度、衝撃から保護するための気密封止パッケージに用いられるほか、各種センサー類の気密構造維持にも最適です。
主な用途分野
- 水晶振動子
- 赤外線センサー
- 圧力センサー
- 通信用パッケージ etc...
高度な技術力により、長年の実績を有する高気密ガラス封止
ガラス封止やロウ付け等、長年蓄積した精密技術を駆使。封止過程で生じる熱応力を回避すると同時に、高気密性を確保します。このような耐熱性・耐化学性の高いガラス封止により、真空・照明関連部品の耐久性向上を図り、長期間にわたる気密維持を可能にしています。