熱処理
加熱・冷却により強度や硬度を自在にコントロール可能
金属に熱処理を加えることで、その強度や硬度を自在にコントロールすることができます。鋼の硬度を上げる「焼入れ」や、硬度を下げる「焼きなまし」、硬化させた材料に粘性を与える「焼き戻し」など、的確な加熱と冷却を行うことで、強度や硬度を制御することが可能。また、熱処理は、一般熱処理(焼なまし、焼ならし、焼入れ、焼戻し)のほか、表面硬化法・表面強化法等の表面熱処理もあり、残留応力の除去や、磁性の制御にも用いられています。
【利用分野】
例えば、電車や新幹線の車輪から、自動車のエンジン部品、ブルドーザーの爪等あらゆる産業分野の部品に活用されており、耐久性や切削性、耐摩耗性などを大きく向上させています。光文では、エレクトロニクス製品を中心に、さまざまな熱処理に対応可能です。
光文の優位性
光文では、熱処理に関する、さまざまなご要望に対応、
小ロットから量産まで、高品質で優れた材料を低コストでご提供いたします。
熱処理に関するご対応について
- 硬度や伸びといった機械的特性をコントロール
- 加工時の残留応力を除去し、歪みの要因を排除
- 磁性を与える(着磁)、除去する(脱磁) etc...
熱処理部品は、このような用途に最適です
熱処理は、あらゆる用途に応用することが可能であり、磁性のコントロールが必要な磁気シールドケースや、スピーカー用ヨーク、ドットプリンターヘッド等への処理としても最適です。
主な用途分野
- 磁気シールドケース
- スピーカー用ヨーク
- ドットプリンターヘッド
- 精密加工用材料
- 磁性部品 etc...
材料調達から部品製造までトータルプロデュース
高品質・低コストな材料のグローバルな最適調達はもちろん、それらの材料に対する精密加工や部品製造、さらには複合部品の組立もトータルにプロデュース。川上から川下まで一貫対応による製造プロセスの全体最適化により、高精度・高品質と同時に大幅なコストダウンを可能にしています。