タンタル
耐食性と加工性・溶接性に優れた高融点金属
タンタル石やスズ精練時の副産物として得られるタンタルは、遷移金属の一つで、王水にも溶解しない高度な耐蝕性と、加工性・溶接性を持った高融点金属です。展伸性や延性などの加工性に優れ、常温下での加工も容易。全金属の中で反射率が最も低いため、純金属としては最も黒い外観を示します。
【利用分野】
化学的耐性は貴金属に比肩するほど強く、耐食性を求められる幅広い用途で利用されています。例えば、化学プラントの熱交換器、高温工業炉設備のチャージキャリア、優れた静電容量により電子部品コンデンサーの素子として利用。さらに、人体にも無害であることから、インプラントなどの医療分野でも活用されています。
光文の優位性
光文では、タンタルに関する、さまざまなご要望に対応、
小ロットから量産まで、高品質で優れた材料を低コストでご提供いたします。
タンタルに関するご対応について
- 純度4N以上の高純度品を入手可能
- 深絞りや精密切断など、難加工に対応 etc...
製品データ
密度(g/cm3) | 16.7 |
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硬度(Hv) | 115 |
融点(℃) | 3017 |
熱膨張係数(x10-6/K) | 6.7 |
熱伝導度(W/m・K) | 58 |
タンタル部品は、このような用途に最適です
タンタルは、耐食性や加工性・溶接性に優れ、陽極酸化皮膜の誘電率が極めて高いため、コンデンサーの材料としても最適です。
主な用途分野
- 化学品プラント用配管素材
- コンデンサー素子
- 人工骨、歯科用インプラント
- 半導体回路用スパッタリングターゲット
- 高温炉ヒーター
- 磁性体・セラミック焼成治具 etc...
日本製レアメタルと同等レベルの厳格な検査を実施
光文では、レアメタルの最高品質を徹底的に追求。中国製においても日本製と同等レベルの高品質となるよう、中国の第三者検査機関において日本国内と同一の検査機を使用し、同一の項目について厳格な検査を実施。厳しい検査に合格した製品だけを、ユーザー様にお届けしています。